カラテア

カラテア

 マコヤナ歴およそ12年。害虫との戦いは8年目。いまだにカラテア初心者。

カラテアとベランダ

ベランダにはカラテアとは別の植物、アガベが並んでいる。
通路は確保されてるとはいえ、そこそこ増えてきて手狭になった。

 

ある休日の植え替え終了間際。
秋も深く陽が落ちるのも早い。
水やりを最後にしようと、薄暗いなかあせって片付けていると視界にふっと飛び込んだ鮮明な赤。
見ると、左側の二の腕とその周辺にわずかな血痕が…!

 

腕に痛みがなく、???状態で血痕をたどると、左足のすねにたどり着いた。
そこでようやく、植え替え作業中にアガベに刺されたことを思い出した。
植え替えをはじめたのが夕方近くで、時間がないからと刺されたのをそのまま放置したところ、そこそこ出血があったようで。
それが作業中に左腕にぺろっと移ったようだ。
いやーびっくりした。
びっくりしたけど、時間がないからそのまま片付けを続行して、暗いなか水やりまで完了させた。

血を流しながらの余裕のない植え替えに、秋の夜更けも重なってしんみりした。
素足の裏がアガベのトゲに勝ったときも、複雑な気持ちになったなぁ。
アガベに水やりするだけで刺されるからなぁ…。
安全に努めよう!!

 

 

実はまじめに植え替えしてましたよ、アピールが長くなりましたが。
カラテアは耐陰性ありとはいえ、やはり日光が必要なんだなって思った出来事があったので記録。

夏頃の植え替え時、不要になった土をまとめるためバケツ大に貯められたビニールを開いた。

開いてすぐ「ん?」なにかに気づく。

 

上の写真にもそれが写ってますが、拡大するとこう↓

まさかの、新芽!

 

夏のベランダは暑いというのに、なんということでしょう…!
感動より驚いて、さっそく掘り返す。

掘り返して観察するも、正直なんの新芽か分からない。
カラテアなのは確かで、確か少し前にいくつかカラテアを植え替えたなぁ。

 

植え替えたカラテアの記憶があいまいで、しかも写真に残してない。
おそらく皆そうであるように、植え替えに夢中になると写真を撮るのが面倒…ではなく、素で忘れる。
面倒でも元から記憶があいまいな自分に言いたい。
しっかり記録しといたほうがいいぞ!!
そのせいで、これがなんのカラテアか分からない。
もんもんとしながら、小さい鉢に植え替えて室内に持ち込んだ。
育成ライト下で監視じゃなく管理。

なんのカラテアか分からない。
分からないから葉っぱが伸びるまでわくわく観察。
すると、育成ライト下に置かれながらも新芽はどんどん、見る間に様子がおかしく…。
一つの新芽が枯れ、残りの新芽も調子がよくない…。
このままでは、なんのカラテアか判明する前に枯れてしまう!
一縷の希望をもって、正体不明なカラテアの鉢をそっとベランダに戻した。
直射日光が当たらない室外機の影に。

 

 

 

それから数日後、ベランダに置かれた正体不明のカラテアは、わりとすぐ調子を取り戻した。
おそらく一週間もしないうちに、葉が広がりその正体が判明する。

夏季から晩秋までベランダで育った現在の状態↓

まさかのカラテア・ヴィーチアナ!
いやー…ヴィーチアナを植え替えた記憶がないのですが…。
ないけど、あの土の上にあった、ということは植え替えたはずで。
ここまで記憶にない状態の自分が心配になりますけどそこは放置して、そろそろ冬がはじまるはずなので、ベランダから室内管理に戻そうと思ってます。

 

 

ちなみに、枯れてしまったと室内からベランダに放置されてた別の鉢からも同時期にこう↓


これは鉢から、正体は判明していた。

まだ葉に模様が現れていない、ロセオピクタ↓

外の環境があってるのか成長ぶりがいい気がして、やっぱり日光とか、あとは風だろうか…必要なんだろうなぁ。
ベランダで実験的にカラテアを育てるのもありかと思うものの、虫がつくのが嫌で出したくない。
田舎のベランダを甘くみるといけない。
どこから来た!?と目を疑うような大きめの昆虫がいたり、倒れてたり(←殺虫剤の影響で)する。
夏の夜に、ガラス戸をガン!ガン!と叩くようにぶつかってくる昆虫の音とか、恐怖しかない。

 

 

 

そういうわけで、アガベも去年は室内に入れたけど、今年はベランダで冬を越してもらう予定です。
ベランダ育ちのヴィーチアナとロセオピクタは、さすがに耐寒性がないため室内に戻そう。
※12月中旬以降、室内管理中


来年もしかするとベランダ育ちのカラテアが増えるかもしれない、ということで記録。
ちなみに、植え替えの記憶がないこの件で前回ノート買うと意気込んでいたわけですが、購入したいくつかのノートは当たり前のようにそこらへんに放置されています。
冬はカラテアに動きはないから、ノートの出番は来春からだろう、そうに違いない。