カラテア

カラテア

 マコヤナ歴およそ12年。害虫との戦いは8年目。いまだにカラテア初心者。

カラテアはカラテアです

カラテアはおよそ300種が分布。
300種…ここ日本にいくつの種類が流通しているかわからない。
わからないから名前が知りたい。

知ってるよ、カラテアって。商品名にあるから。
でもさ、もうちょっとつっこんで名前教えてほしいなって思うときがある。
アレもコレもソレも全部ひとくくりにされてカラテアって売られてた現場に遭遇したとき。
そんな出会いをしたカラテアがこちら。

 

 

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カラテア(2018/05)

左下の葉にわずかに班紋。←ちょっと枯れも混じってますが。
コレはアレかな、カラテア・エンペラーになりたかったカラテアかな、と思ってとりあえずご購入。たしか2017年の夏。
エンペラーにしては班紋がわずかすぎる…エンペラーのつもりで買ったけど、自信がなくなる。

同じ種類のカラテアは枯れない限り購入しない決まりを課した。
愛情が偏らないために。
けれどもエンペラーもどきのカラテアを見るたび、そのルールが揺らぐ。
先に迎えたちょっといい値段のカラテア・ロウイサエミストに似ている、と。

ちょいちょい出てくるうちのロウイサエミストがこちら↓

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カラテア・ロウイサエミスト(2018/05)

葉のおもての模様、葉の裏の色、葉の波打つ形ともに似ている…。
そしてどちらもハダニに非情に愛され、2017年秋冬、モザイク処理しないとお見せできないほどびっしりハダニが葉の裏に。

上の写真のカラテアの葉が茶色いのは2017年秋冬ハダニの影響。
うまく駆除できたようで2018年の春はハダニを確認していない。
ロウイサエミストの方は相変わらずハダニにやられてますが。
そのわりにどちらもどんどん新芽を出している。元気だ。

 

そんなわけで同じ種か悩んだり悩まなかったりしていた問題が、ついに解決!
ハッキリとした違いを発見した!
まーロウイサエミストの小判型な葉より葉の形が鋭いかなー、とか自分に言い聞かせるようなそんな微妙な違いではなく、明らかな違いを!


上写真の謎のカラテアの葉の裏は、ツルツルだ…しかし、
ロウイサエミストの葉の裏は、ほんのわずかに毛の存在が感じられる…!
この違いに別の種であると確信を持った!

まではよかったけどコレなんのカラテアだろう…。
カラテアでしょうよ、それはわかってる。
ビール飲みながら手持ちの本で調べたところ、おそらく上の写真はカラテア・ルイーザエ。
ちゃんと書いてあったよ。
緑地の葉に淡い黄緑色の班が入るのがルイーザエ。
明黄地に緑色の班が入るのがカラテア・ルイーザエ・タイ・ビューティーだってさ。
ん?
エンペラーは別種、なの、か…。
通名とかあるから余計に混乱する。
とにかく、カラテアはおよそ300種が分布している…からカラテアはカラテアで間違いない。