カラテア

 マコヤナ歴およそ7年。害虫との戦いは3年目。まだまだカラテア初心者。

2019年 盛夏のカラテア狩り

数ヵ月ぶりに友人に会った。
会うなり肩に手を置かれ、こう言われた。
「残念だったな…」
いくつか心当たりはありますけれども、心から気の毒そうな友人の表情に、最近あった特に残念な出来事を探る、が…?
いやいや、会うなりって。今日はテンション上げるためにここ、カラオケ前に集合しましたよね。
歌う曲以外考えてないので返答はこう。
「ピンとこない」
「あ?お気に入りの家具屋が閉店て」
「アーッ!!それね!ほんと、残念すぎて…」
思い当たった残念すぎる出来事に、落ち込んで声が小さくなっていく…。
仕事帰りに多くて月2回、足を運んでいたお気に入りの家具屋。
ひきこもりな性分ゆえ、平日の人が少ない時間帯にゆっくりじっくり自分のペースでふら~と店内をうろつくのが好きだった。
雰囲気もいい。
静かで、音も独特だったりで雰囲気にあってた。
インテリアがおもしろくて、小物をちょいちょいご購入してましたけれども。


「聞いてくれますか?それだけじゃなくて、実は行きつけの眼鏡屋もつい最近…」
「そうだね…閉店してしまったね…」
無言でうなだれ、落ちた肩に友人の手が優しく触れる…不幸な現実を容赦なく続けながら。
「なんでだろうな…足しげく通う店がことごとく閉店て」
その昔、足しげく通っていた雑貨店が閉店した。
ただの偶然だけど。
偶然だけど別系統の雑貨屋2店舗ともほぼ同時期に閉店。
「でさ…2度あることは3度っていうから、近々お気に入りの店がどこか閉店してしまうんじゃないかと不安でさ…」
「うん、もう忘れよう。歌おう…」
「うん…歌うよ…」
テンション落ちると、上げるまでわりと時間かかるタイプなんで。
ひきこもりがちな自分の唯一の出先がことごとく閉店の淋しさを…だれが分かってくれるだろう。
昔こそ閉店の偶然に笑ってた友人も、さすがに今回はおもんぱかってくれました。

仕事に追われ、梅雨明けしたというのに新たなカラテアに出会えない!
一段落したら次の休みこそはぜったいに、絶対にカラテア狩りに出る!
暑くても、だ!!
暑さを避けるため、朝10時頃に部屋を出ましたけれども、愛車に乗ってすぐに溶けそうになった。
「○○暑い…」
率直な思いが口から出るほど。
カラテア狩りの道中に欠かせない冷たいコーヒーをコンビニでご購入して、いざ発進!
郊外のおしゃれな園芸店を目指す。
道なりに他の園芸店にも、もちろん立ち寄る。

田舎の園芸店特有なのかもしれないですけどねー…。
ほぼハウスなんですよ…。
炎天下にハウス、入ったことありますか?
いやいや、もちろんこの○○暑い、夏の盛りの炎天下に、締め切ったハウスに入ろうなんてことはしない、してはいけない。余程の理由がない限り。
園芸店のハウス、風通しはされてます、オープンです。
オープンですけどね…みんな知ってるんだよね…。
それでも蒸し暑くて、○○暑くて、5分以上は素人がいれないことを!!

時間が早いこともあっただろうけど、まーお客さん、いない。
ハウスとは別の、涼しいクーラーの効いた店内にはいる様子。
新しいカラテアがないか、気になる観葉植物がないか、ハウス内をさまようけど暑さに思考が溶ける。
さぁーっと見て、逃げるように愛車に戻った1店舗目。

次が目的地の園芸店。
ひさびさなので、暑さに辟易しながらも期待に胸が高鳴る。
距離があるのが逆に助かった。
愛車のクーラーの恩恵に預かれる。
クーラーの風量を全開にしてもまだ暑い。
いつものように歌いながらコーヒーを飲みつつ、お目当ての園芸店が見えてきた!
さーて、愛車を停めますよーっとウインカーを出そうとした自分の目に飛び込んできた駐車場の看板に、右手が動かなかった。
「…は?」
ハンドルまっすぐ握り、愛車は走る。
考え事しながら運転すると危ないので、とりあえず車が停められそうな場所まで走る。
そう走らない先に店があった。
駐車場に車を停め、本日の目的地の園芸店の看板の文字を口にした。
「は?閉店しました?」
そう、閉店しました。
車も停められないようにロープがありました。
本日の目的は終了しました…。

ネットしかないのか、もはや自分はネットでカラテア買うしかないのか!!
暑さに憤って停車した○○暑い愛車のなか、スマホで本日の目的地だった園芸店のグループ他店を検索。
けど月末で絶賛速度制限中!!
暑い、うえに遅い!さらに検索ワードが不充分で出てこない!!
ショックのあまり他県まで愛車を走らせようと勢いづきましたけど、用もない店の駐車場に長居するわけにもいかなかったので、エンジンつけて帰路に…。

「はー…閉店…」
残念でならない。
仕方ない…次回、他県にあるグループ店に行ってみよう。
今日の目的地はここだったが、他にも立ち寄る園芸店がある。
いつか記録した郊外の小さな花屋に、なぜかいろいろなカラテアがよくある店。
穴場で第二の目的地。

傷心のまま愛車を停め、はぁーとため息つきつつ車を降り、涼しい店内へ。
小さい店舗で、地元民でない自分はやや気後れする。が、ここは新しいカラテアとの出会いが最も高い場所。
涼しさに癒されながら狭い店内に目をやる…とさっそくカラテア発見!
「エンペラーだ!」
まだ持ってない、けどエンペラーはネットでなく実店舗で会えるはず!と思っていたので買わずにいた。

そこにはたくさんのエンペラーたちが並んでいた。
小ぶりだ、そして値段が叫ぶほど
「安っす!!」
エンペラーの叩き売りか?と思った。
小ぶりだけどネットで見たらこの何倍の値段で…これ仕入れてネットで売るか?と一瞬思いましたけれども、生来面倒くさがりなので。
あと、うちにくるとカラテア元気なくなる。この生き生きとした状態を自分はおそらくキープできないだろう。
そこが最大の要因。


というわけで活きのいいエンペラー、狩ってきた!
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この後もさらに地元の園芸店とホームセンターと花屋をはしご。

HPの更新が滞って、気になっていながらも閉店しているのかどうなのか真偽を確かめるのが怖くて近寄れなかった地元のお気に入りの花屋にも、この際だ!と意を決して行ってみた。
店はある。外観も変わった様子はない。
おそるおそる近づくと、扉に一時休業の張り紙が。
いやー安心したー。
心から再開を願ってその場をあとに。

ここまできたら、と気になっていた店を新規開拓。
その花屋に元気なビッタタを発見して、うちのビッタタと違う…と思いましたけれども、カラテアがあったので次の狩り店舗にめでたく仲間入り。

炎天下、10店舗ほどはしごして(前日に別で3店舗はしご済み)思ったのは、次の狩りはだいぶ涼しくなってからにしよう!
あと、もうネットで買おう。
やれるだけのことはやった、うん。