カラテア

カラテア

 マコヤナ歴およそ12年。害虫との戦いは8年目。いまだにカラテア初心者。

こっち系のカラテア

ここに出てこなくなったカラテアがある。
調子がよくて放置されている、もしくは枯れてしまったせいで出番がなくなった、のどちらか。

今回は残念シリーズにも名を連ねられなかった、フェードアウトしたうちのカラテアたちについて。やりたくなかった、カラテア枯れたシリーズ。

 

 

こっち系のカラテアが難しい。
こっち系とはつまり、本によると広卵形といわれる葉の形で、代表的なのがカラテア・メダリオンとかドッティ。次いでロセオピクタ、ロージー、ジャングルローズ、シャインスター、ピンクスターなどなど。

f:id:calathea:20181022234450j:plain

カラテア・メダリオン(2018/10)

うちにもいたんですよ、その美しい面々のいくつかが…。
知る限りのこっち系のカラテアをすべて揃え、飾り並びたてて自慢する予定だったのですが…残念です…。


2018年 春の終わり頃でしたか。いや、夏だったか。
新芽がニョキニョキと調子のよかったロセオピクタにハダニが湧いたのは知っていた。
そして自慢しようとそっち系のカラテアを横並びにしていたのがよくなかった。
気づいたら並べていたそっち系のカラテアたちが次々とハダニにやられ…。
葉が枯れ、時期的にカビも繁殖し…成すすべなく…枯らしてしまったそっち系のカラテアたち。
ロセオピクタとドッティ、そしてロージー!!!

メダリオンは鉢が大きくて並べられず、離れていたために無事だった。
シャインスターも大きく葉が多く繁っていたおかげで全滅はまぬがれた。ものの、大きな葉はすべて枯れ、小さな葉が生き残り現在、がんばっている。

メダリオンが無事に2年目を迎えられたからと、調子のってこっち系のカラテアを買い揃え、油断した結果がこうですよ…。

 

2018年秋、生き残っているそっち系のうちのカラテアがメダリオン、シャインスター、そしてジャングルローズを記録としてご紹介。

ハダニに喰われながらも生き延びた現在のシャインスター↓

f:id:calathea:20181022234505j:plain

カラテア・シャインスター(2018/10)

これはプロ農家が出先で購入してくれたカラテアで、ファンタジーな名前で売られていた。
自分が知らないだけで流通名か、もしかすると正式名称なのかもしれない。
カラテア・ナイトエンジェルだそうです。
ハダニに喰われてポツポツと穴の痕が酷いカラテア・ナイトエンジェル↓

f:id:calathea:20181022234516j:plain

これはたぶんシャインスターでいいと思う。
今は小さい葉ばかりで模様がはっきりしないけど。こうなる前の大きな葉っぱは、シャインスターの名の通り美しく輝いていた、ような。
新芽が伸びてるので2019年には復活して大きな葉を広げてくれる、と信じている。


無事だったこっち系のうちのカラテア、早くも最後の紹介がこちら。

f:id:calathea:20181022234527j:plain

カラテア・ジャングルローズ(2018/10)

購入時は葉がわっさわっさしてましたが、うちに馴染むまでに何枚もの葉を枯らし、じりじりした。
夏に新芽がまったく出ず、これ以上葉を枯らすことなくこのままの状態をキープしてくれるだけもありがたい、と思ってたら秋にこう↓

f:id:calathea:20181022234536j:plain

新芽きたー!!!
こちら実は今秋2つ目の新芽。
1つ目はにょきっと伸びてすぐに美しい葉を広げてくれました。
よかった…どうやらうちに馴染んでくれたようで安心した。
植え替えようと思ってたけど、新芽に影響がありそうで植え替えられない。


以上が生き延びたこっち系のカラテア。
次に、2018年夏にご購入したこっち系のカラテア。

2017年の夏からずっと探していて、ようやく出会えたピンクスター! 

f:id:calathea:20181022234433j:plain

カラテア・ピンクスター(2018/10)

即ご購入したけど、葉っぱに白い粉というか水道水の跡がハッキリついたピンクスターだった。
拭いてもとれない、ちょっと残念。こんな見た目でも害虫がついてなかったのが救い。
そしてうちに仲間入りした残念な見た目のピンクスター、なかなか元気で強い。
見た目のせいで放置されがち。それでも定期的に新芽をにょきっと出している。
休眠運動も活発!
こっち系のカラテアではやらかしてるから元気が一番、と言い聞かせるけど、早く葉っぱはえかわってほしいなぁ、という本音が放置を助長させる。


ピンクスターまで揃ったら、記録と称して自慢が目的のこっち系のカラテアたちをアップする予定だったのになぁ…。
まさかロセオピクタとドッティ、そしてロージーを枯らしてしまうとは…なんてこった…。
再度のご購入も考えましたが、やらかしたことでこっち系のカラテアを育てられる自信が喪失。

 

枯れて、いや、枯らしてしまったこっち系のカラテアたちは最後までがんばってた。新芽も出してた。
どんどん葉が枯れ落ちるなか、伸ばした小さな緑の細い新芽に希望を託し、例の土を混ぜたりした。けど遅かった。なにもかもが遅すぎで、希望の新芽も枯れました。
悲しい話しかできない。枯れたんですよ、うちのカラテア・ロセオピクタとドッティ、ロージーは。ハダニとカビと、園芸素人のせいで!!

丸坊主になったそれぞれの鉢を…未練と後悔で片付けられず、その場に置いたまま…。もしかしたらという希望もわずかにあった。


ので、たまに水をやってました。
するとこうですよ。

f:id:calathea:20181022234411j:plain

なんか出てきた。
でも期待はしない。なぜなら、その前にも新芽が出て枯れてしまったから。
例の土を混ぜる前の出来事ですが。
今回は例の土を混ぜてだいぶ経過した後に確認した新芽。

新芽は嬉しい。ただ、問題もある。
同時期にロセオピクタとドッティ、ロージーを枯らしてしまったため、この新芽がどのカラテアの新芽かわからない。
ですがご安心ください。

f:id:calathea:20181022234420j:plain

こっちにも新芽が。
これは購入時のカラテアの名札がついてたので分かった。
ロセオピクタ。では名札のない新芽がはえたこれ以外のカラテアは…ドッティかロージーか。
このまま無事に葉が開けば、あの土すごいね!って絶大な信頼を持つのだろう。なにかの一つ覚えのような園芸素人なので。

このまま調子よく育ってくれたら2019年の夏、こっち系のカラテアを知る限り飾り並び立てうっとりする野望がついに叶えられる!予定です。