カラテア

カラテア

 マコヤナ歴およそ12年。害虫との戦いは8年目。いまだにカラテア初心者。

カラテアと七つ道具

七つどころではない、メンテナンスで使用する道具を紹介。
諸事情により、お気に入りで大事なファッシアータの植え替えを先に延ばさなければならなくなりましたので急遽つなぎネタを。
ファッシアータの葉がカビの影響か一枚、また一枚…枯れていく恐怖を味わいながらお届けします…。

 

 

まずはハサミ↓f:id:calathea:20180822212413j:plain右はお手軽に使用できないサイズ。見た目重視、切れ味はいい。
真ん中は最近ご購入した、園芸素人が憧れていた園芸用ハサミ。感動的な切れ味。

一番よく使う左端のハサミは園芸用でないとわかっていながら見た目重視でご購入したハサミ。本来の使用法とは異なるだろうけど枯れた葉っぱの縁から、中型のカラテアの茎をカットできる。
ちょっと茎の太い、オルビフォリアやらファッシアータ、コンパクトスターやらの茎が切れず、ついに写真中央の憧れの園芸用ハサミをご購入した。

そして園芸素人は学んだ。
ハサミは使用後、手入れをしなければ、サビる!
右端のハサミをサビさせて、ハサミの刃をヤスリで研ぐ羽目になったので以降、ハサミ使用後は布かティッシュで拭くか、服でぬぐうようにしている。

 

続きまして、水やり時の道具。
f:id:calathea:20180822212439j:plain茶色いじょうろ。注ぎ口の細さ重視。茎が密集した根本に水やりしやすい。
ただ、時間がないせっかちなときには、それがアダとなる。でもご安心ください。そんなせっかちさんには逆転の発想。水を補充するところから、ザバーと水やり可能。たまにやる。

左下の赤いミニバケツ。これはいろいろな用途に。底面給水や植え替え時の水補充、冬の結露時やらとにかくいろいろ使えて便利。
写真は底面給水の様子そのまま。

 

ここから長くなります。
中央のスプレー。これはもう、なくてはならない!葉水(はみず)と葉面散布(ようめんさんぷ)に使用。
観葉植物といえば、おしゃれなスプレーでシュッ!シュッ!と水やりするのに憧れてました。そんなおしゃれなガラス製のスプレー、霧吹きをうきうきご購入しましたとも。それが、まー自分に合ってなかった。

液だれするわ、スプレーも霧状でないわ、手は疲れるわご不満しかなかった。
そこでさらにお高い霧吹きをご購入しようとネットでカートに追加、まではした。しかしお高い。そしてレビューもいまいち。

そこで100均へ。園芸コーナーのスプレーをご購入するも、自分の理想とは違った。それでもお高い霧吹きご購入に踏み切れず、再度100均をさまよう。
スプレー、スプレー、細かい霧状のスプレーができて、液だれせずかつ、手が疲れないスプレー。
園芸コーナー以外もさまよって、出会った。化粧品コーナーにあったスプレー、コレいけるんじゃ?

結論、いける!ほぼ理想的!ずっと使うと手は疲れるけど、理想的な霧状。←個体差あり、でも液だれなく使用感かなりいい!写真は3代目。初代は使い潰し、2代目は妹にとら…あげて。機能的に素晴らしいスプレーと出会った!!

そして写真にある肥料と、サンプルサイズの活力剤。2017年後半あたりに学んだ置き肥と葉水散布につながる。
肥料は周知として、葉面散布。これはプロ農家から教わった。

きっかけはこう。地元の園芸店に立ち寄ったところ、そこに出入りしていた業者の方からサンプル3本いただいた。うちのグリーンを今後ともご購入ください、と言葉を添えられて。そのときご購入したのは鉢のみでしたが。
いただいたはいいが、自分は園芸素人。ほぼ水のみでマコヤナを6年間愛でるほどの。
そこで使い道の分からないサンプル品を自分には不要!とプロ農家にあげようとしたところプロ農家からの一言が効いた。
プロ農家「それ買うと高いよ。もらっていいの?」
園芸素人「えっΣ( ゚Д゚)ちょ、いくらか調べる…(スマホで)」
プロ農家「葉面散布に使えるんじゃない?」
園芸素人「これ、高っ!葉面散布てなに!?なにそれ?どうやるの!?」

活力剤と肥料の違いもこのときプロ農家からご教示いただいた。
全部肥料だと思ってましたよ、園芸素人なので。
お高いサンプル品をいただいたことで園芸素人は、活力剤を葉面散布することを覚えた!
ようは葉水と一緒で、ただの水を葉っぱにスプレーするか、活力剤入りの水をスプレーするかの違い、だと園芸素人は認識した。
そんなわけで2017年後半より、園芸素人は置き肥と活力剤を学んで実践。
あげると言った手前、サンプル1本をプロ農家にあげたことを悔いて。うちのサンプルサイズ活力剤2本が尽きたらこっそり取り戻そうかと思ってます。

あと水やりのタイミング計るのに欠かせないのが、指。
土が乾いたら水をたっぷりやってください。
土が乾いたらって?
鉢の土を見ただけでは土が乾いているのか園芸素人にはわからない。ので、ズボッと指で土をほじくる。
ほじくって土の色が変わるか、指先に冷たい感じがあると水はやらない。土にまだ水分があると判断して。
土の乾きを判断する方法は他にもあるけど、自分にはこれが合ってるようでズボッとやって手洗って、またズボッとやって何度も手を洗う…を繰り返しています。

次はこちら。メンテナンスさぼったときの必需品!
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用途が若干異なるダニスプレー。もう手放せない!使用上の注意はよくご確認ください。

そしてカビが根本にはえたときに使用する、応急処置のアルコールスプレー。
水をあげた際、カビ臭い匂いがした鉢にもスプレー。あくまで応急処置!そのままにしておくとキノコがはえて取り返しがつかなくなります

そして趣味のように葉っぱを拭くためのウェットティッシュ。植物に使って大丈夫だろうか…と思ったけどうちのカラテアたちには大丈夫だった。
ハダニが確認できた葉を拭いたり、ダニスプレー2日後に葉っぱを拭いたり…とにかく葉っぱを拭くために消費される。

ミニほうき。こちらも大活躍!
メンテナンス時、うっかり倒された鉢がフローリングに土をぶちまける。それをなんてこった!と思いながらかき集め、そのまま鉢に戻す。周辺のホコリも一緒に。なんて便利!お世話になってます。


最後に大事な存在。f:id:calathea:20180822212519j:plainうちの環境をお知らせしてくれる温湿計。マコヤナのために買うのをためらったけど買って正解!
コレのおかげでうちの湿度が異常に高いことが知れて、除湿機投入にも繋がり、壁に常にはえていたカビの発生も抑えられた。

この温湿計、そのときの状態を表情でお知らせしてくれるけど写真のとおり、笑顔を見たためしがない。常にムッとしてる。デレない。
まったくデレない。そんなにもうちの環境は悪いのか。←撮影時は洗濯物を室内に干してました
昨年の秋に笑顔が表示されたことがある。
一瞬だった。目を離してまた温湿計を見たら表情はいつものムッとした顔に戻っていた。笑顔が見たいとの願望が見せた幻だったのかもしれない。
いや、今年の秋にこそきっと笑顔が見られる!と希望を持っている。なんの話だ?