何度もお伝えしているように、カラテア・マコヤナをピンで愛でていたほぼ6年間、ハダニ?なにそれ美味しいの?状態だった。
根っこが加湿状態でマコヤナ瀕死でしたけど、害虫とは無縁の葉っぱをひたすら愛でるだけの穏やかな日々を過ごしていた。
それがマコヤナ以外の植物を増やした2017年の夏~秋、どうやら一緒にご購入された害虫のほうが繁殖。気づいたときには手遅れ寸前にまで増殖したグンバイムシにはじまりハダニ、そしてもう一つ別の害虫まで…。
半べそかきながら害虫プロに相談した話はこちら↓
ここまでは強めの薬剤スプレーしたカラテアをベランダに3日間放置できる、外で葉を傷める恐れのない季節(春・秋)の駆除法。カラテアは最低温度10~12℃が必要です。ベランダに放置する際はご参考ください。
ここからは、カラテアの葉を傷める恐れのある夏と冬はベランダに1日でも放置できない!室内でやるしかない!ハダニ駆除法です。
注意!自己責任たっぷりな園芸素人の室内で行えるハダニ駆除法です。
大事なカラテアにそんなことはできない!と思われる方はお試しにならず、半べそ状態でお手上げで自分と同じ園芸素人で、かつ、室内で強い薬剤を使えない、カラテアより自分が大事な人にはお勧めできるかもしれないハダニ駆除です。
ブログ初にご紹介したこちらをハダニ駆除の実践例として。
マランタ・ケルコビアナの葉の裏。
2017年 晩秋。
ロウイサミストとエンペラーもどきのカラテアの葉の裏に、上写真の比ではないほどハダニがびっちりうごめいて埋め尽くされ、葉を動かしたら落ちる、コレ落ちるよね、なんか糸がもあ~ってすごいよねコレ。とモザイク処理しなければ見せられないほどのハダニに気づいた。遅かった…。手遅れに近い。
それまでロウイサエミストとエンペラーもどき…おそらくカラテア・ルイーザエ・タイ・ビューティー(←長いな、以下エンペラーもどきと略)がハダニにやられているのは知っていた。
そのため室内でできる駆除法、水で洗い流す、と葉水を繰り返していた。
気を付けていたというのにこの有り様!
何度目の言い訳か知らないけど正直に言う。メンテナンスさぼってた。そのせいだ。
葉っぱを見ながら思ったのは、夏の頃より繁殖してるねー。息をふ~っと吹き掛けてみたらハダニ、ふぁ~と近くの葉っぱに身軽に移動できそうだねー、だった。
あまりの繁殖っぷりに園芸素人、頭を抱える。
水で、洗面台に鉢を転がし葉っぱを一枚、一枚…3日に一度洗うのに疲れたんですよ。しかも効果が感じられず、うっかり放置してたらご覧の有り様。
ここまで繁殖されると、葉の縁も茶色く枯れて葉っぱが無惨な姿に…。
冬が近い季節、ベランダに放置できる外気温ではない。
でもこれは強めの薬でなければ駆除が難しいレベル。しかし、室内で強めの薬剤は人体への影響が心配で使用できない!
このままだと大事なロウイサエミストが枯れてしまう…。
頭を抱えながら園芸素人は考えた。
部屋で使える殺虫剤ならどうだろう。少なからずハダニも駆除できるんじゃないか?
そしてそれなら人体への影響も抑えられるんじゃないか?
もはやロウイサエミストとエンペラーもどきのハダニ駆除より自分優先。
室内用の殺虫剤、自分に優しそう!
それでも少々、心配がありましたので自分のために園芸素人、工夫しました。
こうです↓
自分から隔離。そして薬剤が充満するよう考えた結果。
手順はこう。
まず、カラテアがすっぽり入るビニール袋を用意します。
カラテアのサイズに合わせてコンビニ・スーパーの袋から大容量の透明袋までなんでもOK。
次に用意したビニール袋に、ハダニに襲われているカラテアを数鉢入れます。
鉢ごとにビニール袋を用意してもいいです。
自分は手間だったので、大容量のビニール袋に2~3鉢いれました。
最後に、さきほどご紹介したスプレーをワンプッシュ。
人体に向けないでください→カラテアに向けないでくださいと理解し、葉が触れないビニール袋の上に向けてプシュッと。
そして自分が寝起きする場所から一番遠い玄関に3日間放置。
以上です!
少しでも暖かい季節にコレをやると、葉っぱが蒸れて土や葉にカビがはえたので注意。
なお駆除前にある程度、葉のハダニを拭いて数を減らしていたほうがいいかもです。
駆除一週間後にできれば葉っぱも拭いて、駆除でできたハダニを取り除いてください。
ここまでが園芸素人の自己責任たっぷりなハダニ駆除法(旧)、そして次回、2018年春にひらめいたハダニ駆除(新)をお届け!