カラテア

カラテア

 マコヤナ歴およそ12年。害虫との戦いは8年目。いまだにカラテア初心者。

カラテア・サンデリアーナ7

カラテア・オルナタ・サンデリアーナ

うちの残念なカラテアシリーズならいくらでもお届けできそうな勢い。
今回はカラテア・オルナタ・サンデリアーナ

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カラテア・オルナタ・サンデリアーナ(2018/05)

 

あ…枯れた葉っぱそのままだ。
サンデリアーナの葉っぱはなかなか剪定できない。

懐かしいな…2017年の夏、地元の店で発見して
「は?えっ?なんでこんな(←失礼)ところに欲しかったサンデリアーナが!?」
声に出して驚いた記憶が。

ほかにも一気にめずらしいカラテアが入荷していて、鼻血吹きそうな勢いだった。
興奮しすぎて店員さんに声を掛けられたのもまた懐かしい。通りかかった店員さんがちょうど仕入れ担当だったらしく、客(園芸素人)とプロ店員の興奮気味なやりとりを売り場担当の店員さんが遠くから生暖かい目で見ていたのも覚えている。


そのときは確か初めて存在を知ったロウイサエミストをほくほくした気持ちでご購入。
それ以外のカラテアはネットで存在を知っていたから、まあいつかめぐり会えるだろう、な気持ちでいた。けど、サンデリアーナのあの大きい葉をなでなでして触り心地を知ってしまったせいで、気になって気になって頭から離れない。

ある程度大きな状態で入荷していたからその存在感が。
そして大きさがあるということは、お値段も高くなるということで。
さらには園芸素人、カラテア・マコヤナ以外のカラテアを無事に育てられるのかという不安が一番大きく、購入したいけどいろいろ大丈夫かと。
ロウイサエミストも購入した直後で、園芸素人は税別3,500円のサンデリアーナに一晩、想いをめぐらせた。

3,500円を枯らしたら泣く…。いや、3,500円の出費のおかげで枯らすまい!と必死に面倒を見るかもしれない…。園芸素人の自分が3,000円以上の植物の面倒を見られるだろうか…お金は大事だ。ロウイサエミストもいい値段だった、合計すると…。 

翌朝、思ったのはあの美しいサンデリアーナが売れてたら泣く!!ということ。
そういうわけで翌日にはうちに迎え入れられたサンデリアーナ
助手席に乗せて、ニヤニヤ笑顔で持って帰ったな~。端からみたら本当あぶない人だと思われるだろうなーという自覚があるほどの笑顔全開で。

 

今よりまだまだ園芸素人でしたから、なにも考えずにとりあえず窓際にポン、ポンとそれぞれ配置。
購入当時、環境が変わったにも関わらず、ロウイサエミストもサンデリアーナも調子を崩すことなく青々していた。

しばらくして、クーラーをつけなければやってられん室温になり、植物たちの移動。
それがよくなかった。単純に、空気が乾燥しやすいクーラーの下以外であればどこでも大丈夫でしょぐらいの気持ちだった。

右から左に大きく移動したロウイサエミスト。
気がつくと毎日一枚、一枚と葉が黄色く枯れていく!

カラテアの育て方を慌ててネットで調べて、葉が黄色く枯れる原因を探る。
すると、日光不足か日当たりが強いか…。どっち!?真逆じゃん!!
逆ギレしてる間に、たくさんあったロウイサエミストの葉は下から次々に黄色くなっていく…!

ちょっ、希少種、枯らす!!
パニックになりながらも、置場所を変えて日光不足なのか、日当たりが強いのか、数日様子を見て検証するしかない。

パニックすぎてうっかりしていた。購入当時は調子がよかったことを。
ロウイサエミストの置場所を2~3回変えて、この子は薄い葉っぱに関わらずわりと日光が好きな方だと知る。なぜなら購入当時に置いていた場所に置くと、葉っぱの黄色い枯れがおさまったから。

 

数日、ロウイサエミストに夢中でうっかりしていた。

うちにきたばかりのサンデリアーナに新芽が出て、毎日楽しみにしていたことを。
サンデリアーナも右から左へ、しかも光が届きにくい奥の場所に移動していた。
見ると新芽の色が悪い。枯れそうな色に!

せっかくの新芽、楽しみにしていたうちで育つサンデリアーナ初の葉っぱ、枯らしてなるものか!とロウイサエミストの失敗を生かし購入時に置いていた場所に戻すと、なんとか持ち直した。 

持ち直した…といえないそのときの新芽が成長した姿がこちら。

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カラテア・オルナタ・サンデリアーナ(2018/05)

トップ写真の茎の先がおそらくこの葉っぱ。こんな状態なのに一番茎が長い。
そんな思いもあって、見る人が見ると見苦しいと思われる状態ですが剪定できません。枯れたところだけをちまちまカットされて…不憫でなりません。慣れたけど。
 
2017年の秋にも新芽が一つ出ましたが、この春、待望の新芽が枯れたのを確認しました…。
もうダメかもしれない、春なのに新芽出てこない…とサンデリアーナの新芽をあきらめていたときにハッΣ(゜ロ゜)とした。

冬から春になって水、あげてない、と。
冬の感覚のまま水やりを控えていたことに気づき、すぐに水やりの間隔を狭くした。
するとこうなりました!

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カラテア・オルナタ・サンデリアーナ(2018/05)

固形肥料もよかったのかな!
2017年夏までうちのカラテアたちは、ほぼ水のみで育てられています。
なぜなら肥料の必要性がわからない園芸素人だから!

他のカラテアたちも冬仕様の水やり感覚だったため、どうやら新芽が少なかった様子。頻度を短くしたところ、そこかしこに新芽を確認できるようになりました。
はーよかった。

calathea.hatenablog.com

 

数少ないうちのキレイなサンデリアーナの写真もアップ。
ちなみに撮影用に葉っぱを専用のスプレーでうきうきしながら初ツヤ出ししてみました。

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カラテア・オルナタ・サンデリアーナ(2018/05)

美しい…。
2018年春、サンデリアーナの新芽が無事に育つように祈る日々!!
なぜなら今、7枚しかないから!!